適応障害

適応障害とは、ある特定の状況や出来事(ストレス要因)にうまく適応することができず、気分や行動面に症状が現れるものです。

症状がストレス要因から生じていること、ストレスへの反応が一般的な範囲を逸脱していること、しかし他の診断がつくほど重症ではないことから診断されます。

ストレス要因は、大きな災害や生命を脅かすような破局的なものより、失恋・離婚・転職などの日常的な出来事であることが一般的です。

適応障害のサイン・症状

  • 不安
  • 憂うつな気分
  • 不眠
  • 自律神経症状
    • めまい・耳鳴り
    • 冷や汗
    • 体の震え
    • 動悸
    • 吐き気
    • 頭痛
    • 微熱

上記は代表的な症状ですが、無謀な運転や喧嘩、ものを壊すなどのさまざまな行動上の問題が現れる方もいます。

多くの場合、比較的早く回復しますが、ストレス要因が慢性的に存在する場合は症状も慢性に経過します。
上記のような症状が現れた場合は、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。